医大生かもめの気ままブログ

地方私大医学生が医学部のこと、日常だったり趣味についてのんびり書いていくブログです。よかったら見てね。

シンエヴァ

みなさんこんにちわ、かもめです。

 

公開日初日にエヴァを見てきたので

その余韻もあって感想を書くことにしました。

ネタバレを含みますので気を付けてくださいね。

 

いやーもうねほんと最高でした。

今まで僕がエヴァに抱いてきた思いを全ていい意味で補完されてしまいました。笑

庵野監督ありがとうございました。

これでエヴァを卒業できそうです。

 

映画を見たのは夜でその日はばたばたしていたので

映画の前の予告の時はすごく眠かったんですけど

いきなりこれまでのエヴァをの振り返りが始まり、

いよいよ始まるのかっていう思いとともに眠気が吹っ飛びました。

 

特報で知っていたパリ奪還から始まり、

前半は第3村パート。

Qではシンジ君とともにポカン状態僕でしたが

破から14年の時がたっていること、綾波は別人であることを

受け入れるいい時間でした。

一緒に見ていた友達は長かったと言っていましたが

シンエヴァに適応していくいい時間だったのではないかと思いました。

 

そして僕の好きなシーン一つ目ですが

最終決戦前、アスカとマリがシンジ君のもとを訪れ話をするシーンですが

アスカがシンジ君に

破で食べたお弁当がおいしかったこと、

あの時は好きだったことを伝え

そしてQでガラス越しに殴ったわけを聞くんですよね。

シンジ君は

「助けることも殺すことも選ばなかったから」と答えるんです。

これには、なるほどそういうことだったのかととても納得しましたね。

と同時に好きだったという過去形の告白に

心だけが成長した14年という月日と

好意でさえ仕組まれたものであるかもしれないということを思いされました。

このシーンが好きな理由としては、

過去のわだかまりがとれたうれしさと決別のような悲しさが同時に存在する

ような気がして好きなんですよね。

 

そして最終決戦が始まり、ヴンダーを乗っ取られ、

ゲンドウは人ならざるものとなり13号機に入っていきます。

マイナス宇宙へ向かったゲンドウを止めるために

シンジ君がエヴァに乗ると言うんですけど、そのシーンが好きなシーン2つ目です。

ミサトさんがサングラスを外しシンジ君と対話します。

シンジ君にすべてを背負わせてしまったことを後悔しているがゆえ

エヴァにはもう乗せたくなかったと、

そして破の時のような優しい顔でシンジ君と話すんです。

昔のミサトさんが帰ってきたような気がして思わず涙が出そうになりました。

ミサトさんの思いを知り、Qを見て抱いた感想はきれいに書き換えられました。

 

シンジ君がマイナス宇宙へ向かい

ゲンドウとの戦闘、対話を経て

世界をエヴァのない世界へと作り変えます。

チルドレンに新たな居場所を与え、

崩壊する世界の中でマリがシンジ君に居場所を与えます。

映画の中で度々使われてきた相補性という言葉ですが、正直いまいちよくわかりませんでしたが、

ラストのシーンで納得することができました。

崩壊する世界の中でマリに居場所を与えられたシンジ君でしたが

最後の駅のシーンではシンジ君がマリの手を引っ張って走っていきます。

与えられるだけじゃないぞってことで相補性なのかなってことで納得しました。

 

旧劇、Air/まごころ、新劇すべてを含めて完結させたシンエヴァ

文句なしに最高な映画であったと思います。

もう一回アニメからすべて見返したいと思っていますが

これまでとは全く違った、シンエヴァありきでみる新しいエヴァになるんではないかと

思っています。

そして、1回目で見落としてしまったところやもう1回見たいシーンを

2回目で補完してきたいと思います。笑

 

さようなら、すべてのエヴァンゲリオン

ありがとう、すべてのエヴァンゲリオン